我が家にホームステイしている留学生がこれを読んでて、「なかなかいい本だ」と教えてもらったので読みました。
<wikipediaより>
1978年冬、アフガニスタンの首都カブール。12歳のアミール(ゼキリア・エブラヒミ)は、ハザラ人の親友ハッサン(アフマド・ハーン・マフムードザダ)と仲良く遊ぶ日々を送っていた。アミールは父ババ(ホマユーン・エルシャディ)と共に恵まれた生活を送っており、ハッサンは父アリ(ナビ・ターナ)と共にアミールの家で召使いとして働いていた。
恒例の凧合戦の日、子供たちは二人一組で糸巻きと糸の操作を分担して、巧みに糸を操り他の凧の糸を切るのを競っていた。街中の人々が勝敗に熱狂するこの凧揚げで、アミールとハッサンは見事優勝する。しかし、凧を拾いに行ったハッサンは、日頃からハザラ人のハッサンを嫌っているパシュトゥーン人のアセフ(エラーム・エーサス)たちに襲われてしまう。ハッサンを探しに行ったアミールはその現場を目撃するが、何もできずその場を去ってしまう。それを機に二人の間には距離ができたまま、1979年にソ連によるアフガニスタン侵攻が始まり、アミールは父と共にアメリカへと亡命する。
2000年、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ。アミール(ハリド・アブダビ)と妻ソラヤ(アトッサ・レオーニ)のもとに、アミールの初めての本が出版社から届く。そこへ電話がかかり、アミールはパキスタンにいるラヒム・ハーン(ショーン・トーブ)を訪れ、パキスタンからタリバン独裁政権下の故郷へ向かうことになる。
本に目を背けてしまいそうになる、生々しい戦争の描写がとても多く、「早く読み終えて、この物語から逃げてしまいたい」という一心で読みました。正直、読書を楽しむ余裕はありませんでした。
歴史的背景は間違いなくノンフィクションです。登場人物や細かな内容はフィクションかもしれませんが、作者本人が辿ってきた道ではないのか、と思いながら、私は読みました。
戦争もない、階級の分け隔てもない社会に生きている私には、とても重々しく、理解しがたいアミールとハッサンの人間関係ですが... 「戦争」とか「階級」とかいう言葉が、アフガンでは、過去の言葉ではない、まさに「今」なんですよね。
エアコンががんがん効いた、涼しく居心地の良い図書館や自宅でこの本を読みながら、アフガンの事を思うと、居た堪れない気持ちになってしまいます。
アフガンに平和が訪れ、ここに書かれてあることが『過去』になった時でないと、小心者の私は、もう一度、この本を読むことが出来ません。
テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌
- 2009/07/15(水) 23:10:39|
- Khaled Hosseini
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