昨日読み終えたミステリーに満足出来ないでいたので、引き続き、ミステリー本を手に取りました。今回は大満足です。あまりに読みやすいので、あっという間に読み上げました。
〜本の帯より〜
幸せになりたかった。ただそれだけを願っていた。
保険外交員の女性が殺害された。
捜査線上に浮かぶ男。
彼と出会ったもう一人の女。
加害者と被害者、それぞれの家族たち。
群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ。
なぜ、事件は起きたのか?
なぜ、二人は逃げ続けるのか?
そして、悪人とはいったい誰なのか?
話の先が知りたいと思うあまり、急ピッチで読み上げましたが、あまりにも切ないお話で、読み進めることが辛かったのも事実です。殺人事件なら、犯人に怒りを覚えるのが普通のパターンなのに、この本は全く逆でした。被害者に怒りを覚え、犯人に同情してしまいます。そう思うことで、「なら、悪人っていったい誰のこと?」って考えてしまいます。よく考えられた本のタイトルだと感心します。
ミステリー本で純愛物語がここまで楽しめることに大満足です。祐一が最初から最後までとにかくかっこいいんです。言う事なす事全て。かなり惚れました。
ただ、九州弁、正直、慣れるまで読み辛かったです。日頃、似たような別の田舎方言を操る自分としては、自分の使っている言葉と同じ意味を持つのか、そうでないのかを判断するために、セリフのところを読み直すことが多かったです。
この本、映画化されたらいいなって思います。今晩はその映画のキャスティングを一人で勝手に想像しながら就寝したいと思います。
テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌
- 2008/04/16(水) 22:29:16|
- 吉田 修一
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