立花隆がどういう人かしらない方にはもちろん絶対にお勧め出来ない本です。
私は楽しんで読みました。しかしレベルは随分高かったです。
良い本を500冊、悪い本を100冊紹介しているわけではありません。しかも、ジャスト600冊を紹介しているわけでもありません。実際この本の中で紹介している本は600冊以上。その中で、お勧め出来る物とそうでない物の大体の割合が5対1だからこういうタイトルにしたそうです。
立花隆という人はフィクション本を嫌っています。時間の無駄とのこと。よって、本書で紹介されている本はノンフィクションが中心です。ノンフィクション本をこれだけの数を紹介できる人、他にいるんでしょうか。立花隆は仏文学・哲学を専門に勉強してきたそうですが、科学・歴史・政治・経済・芸術・・・ あげていればきりが無いほど多くの分野に興味を持って、それらの分野において遥かに趣味レベルを上回る知識を持っています。どの世界の専門家とも対等に話が出来るんじゃないですかねぇ。
二年前、立花隆の「滅びゆく国家」を読んだ時、立花さんって、小泉さんの事大嫌いなんだぁ。ここまで政治家を叩くなら、自分が政治家になればいいのに。って思っていました。でも、今回の本を読んで、立花隆にとって「政治」というフィールドが立花ワールドの氷山の一角である事を知り、作家でいて欲しいと思うようになりました。
フィクションを嫌いノンフィクションを好むというところ、うちの夫と同じなんですよ。でも、頭の中身には雲泥の差あり。知の巨匠と無知の巨匠。そして私は無知の巨匠の無知の妻なんですぅ。しかし、ムチ〜ズの二人で、この本で紹介されたいくつかの本、実際に読んでみようと思っています。
立花先生、「馬鹿な日本人に贈る100冊」みたいなタイトルの低レベル本、出してください。
テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌
- 2008/04/09(水) 16:13:45|
- 立花 隆
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0